「世界一周」と聞くと、高額な費用がかかるというイメージがあるかもしれません。
しかし、実はルートや時期を工夫すれば、20万円以下で世界一周することも夢ではありません!
今回は、筆者が実際に計画し、試算・実践した「最安値で世界一周できるルート・費用・日程・体験談」を詳しくご紹介します。
なぜそんなに安く行けるのか?
カギとなるのは以下の5つです:
- LCC(格安航空会社)の活用
- 中東・中央アジア・バルカンなどマイナー国ルートを活用
- オーバーランド(陸路移動)での国境越え
- バックパッカーホステルやAirbnbでの宿泊
- 「世界一周航空券」は使わない

日程とルート(35日間)
以下が筆者の実際のルートと滞在日数です。
- 1日目:東京 → マニラ(フィリピン)
- 2日目〜4日目:マニラ滞在(LCCセブパシフィックで激安)
- 5日目:マニラ → クアラルンプール(マレーシア)
- 6〜8日目:クアラルンプール滞在
- 9日目:KL → ドーハ(カタール)
- 10〜12日目:ドーハ滞在(中東の物価が高くないタイミングを狙う)
- 13日目:ドーハ → トビリシ(ジョージア)
- 14〜17日目:ジョージア滞在(物価がとにかく安い)
- 18日目:トビリシ → イスタンブール(トルコ)
- 19〜22日目:トルコ滞在(長距離バス利用)
- 23日目:イスタンブール → ベオグラード(セルビア)陸路で移動
- 24〜25日目:セルビア滞在
- 26日目:セルビア → ウィーン(オーストリア)
- 27〜28日目:ウィーン滞在
- 29日目:ウィーン → スペイン・バルセロナ
- 30〜31日目:バルセロナ滞在
- 32日目:バルセロナ → ニューヨーク(米国)
- 33〜34日目:ニューヨーク滞在
- 35日目:ニューヨーク → 東京
総費用の内訳(1人あたり)
- 航空券(全区間合計/LCC中心):約105,000円
- 宿泊費(35泊/ドミトリー中心):約45,000円
- 食費(現地ごはん中心):約20,000円
- 交通費(バス・電車など):約10,000円
- ビザ費用(トルコやジョージアなど):約5,000円
- 通信・雑費・SIMカードなど:約5,000円
合計:約190,000円
安く世界を回るための5つのコツ
- スカイスキャナーで「最安日」「最安国」を狙う
- ホテル予約サイトで「前日割引」などを活用(Agoda、Bookingなど)
- ローカル交通を使う(Grab、バス、シェアタクシーなど)
- レストランに入らず市場やローカル食堂で食べる
- 英語力は最低限でOK、翻訳アプリとボディランゲージが最強
旅の中で印象に残ったエピソード
トルコでの夜行バス移動中、乗客同士でパンと紅茶を分け合ったり、
ジョージアでは現地の家族に突然ホームステイを誘われたりと、人の優しさに触れる場面が数多くありました。
また、マニラの屋台で食べた1食100円のシニガン(酸っぱいスープ)は驚くほど美味でした。
ちょっと変わったルートの魅力
多くの人が欧米中心で組む世界一周ですが、今回は中東〜中央アジア〜バルカンという珍しいルートを採用したことで、
物価の安さと旅の面白さを両立できました。
特にジョージアとセルビアは、観光客が少ない分、地元の文化に深く触れられます。
よくある質問(FAQ)
Q. 治安は大丈夫?
A. 基本的に観光客の多いエリアやバックパッカーが行く国を中心にしているため、夜に出歩かなければ大きな問題はありませんでした。
Q. 英語が話せないけど大丈夫?
A. Google翻訳アプリを使えばほとんどの場面で乗り越えられます。特にジョージアやトルコではジェスチャーが通じました。
Q. 旅行保険はどうした?
A. 最安で済ませるため、クレジットカード付帯の保険を活用しました(例:エポスカードなど)。

まとめ:安くても世界一周はできる!
今回ご紹介したルートと費用をベースにすれば、20万円以下での世界一周旅行は十分可能です。
高級ホテルや豪華なディナーがなくても、世界中の人との出会いや風景、美味しいごはんは十分に楽しめます。
お金がなくても「世界を見たい」という気持ちがあれば、それは叶います。
ぜひ、自分だけの「格安世界一周旅行」を計画してみてください!
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