2024年から急激に注目されている銘柄 メタプラネット(3350)。
2024年4月に突如として ビットコイン関連銘柄として話題となり、わずか数ヶ月で株価が急騰。これまで無名だった東証スタンダード市場の銘柄が一気に注目を浴びています。
しかし、これから投資を始めようと考える方にとっては、
- 「メタプラネットってそもそもどんな会社なの?」
- 「本当にビットコインに連動して株価が上がるの?」
- 「どこまで上がるの?逆に下がるリスクは?」
こういった疑問が浮かぶのではないでしょうか。
本記事では メタプラネット(3350)について詳しく解説しつつ、
ビットコインよりもメタプラネット株を持つ方が得な理由、
そして 今後の株価予想と注意点を 徹底的に分析していきます。
1. メタプラネット(3350)とはどんな会社か?
■ もともとは広告事業の会社
メタプラネット株式会社(東証スタンダード:3350)は、かつて 広告事業を中心とした企業でした。法人向けの広告企画やメディア運用を行っていたものの、市場の競争激化や業績低迷により、2023年ごろから業態転換を模索していました。
■ 2024年から暗号資産関連事業へ転換
2024年に入ってから ビットコインの大量購入を発表し、それ以降は「日本版マイクロストラテジー」とも呼ばれるようになりました。
つまり、 広告代理店 → 暗号資産投資会社へ業態転換したわけです。
2. なぜメタプラネットがビットコイン関連銘柄として注目されているのか?
■ 「日本版マイクロストラテジー」という戦略モデル
法人資産をビットコインに振り分け、資産の増加 → 株価上昇 → 再度ビットコイン購入 → 株価上昇という循環モデルを目指しています。

■ ビットコイン価格に連動する株価
現在の メタプラネットの株価は、ほぼビットコイン価格に連動しています。ビットコインが上がれば株価も上昇、下がれば株価も下がるという単純な構造です。
3. ビットコインに投資するよりメタプラネット株が有利な理由
■ ビットコイン現物と株式の「税制の違い」
項目 | ビットコイン(仮想通貨) | メタプラネット(株式) |
---|---|---|
利益に対する課税 | 最大55%(総合課税) | 20.315%(分離課税) |
損益通算 | 他の仮想通貨のみ | 他の株式・投資信託等と通算可能 |
税制控除・優遇 | ほぼなし | 特定口座・NISAなど対応 |
■ メタプラネット=レバレッジを効かせたビットコイン投資
メタプラネット株に投資することは「税制上有利なビットコインETF」に近い感覚で捉えられています。
4. メタプラネットの今後の株価予想(強気・弱気シナリオ)
■ 【強気予想】株価10倍~30倍以上も視野?
以下の条件が揃えば大化けする可能性があります。
- ビットコインが10万ドル(約1,500万円)を突破
- 国内外の投資家が参入
- 東証プライム市場への鞍替え
■ 【弱気予想】上値が重くなるシナリオも存在
- ビットコインが調整相場に突入
- 国内の規制強化
- 資産運用が不適切と判断される場合

5. 下落リスクと懸念事項
■ 最大のリスク → ビットコイン価格の急落
ビットコイン価格が暴落した場合、メタプラネットの株価も暴落する可能性が極めて高いです。
■ 資金調達による希薄化リスク
追加購入のために公募増資(PO)を行う可能性があり、短期的に株価が下がるリスクもあります。
■ 国内規制・税制変更リスク
仮想通貨関連の法人課税強化などがあれば戦略が崩れるリスクもあります。
6. 【まとめ】今後の戦略とおすすめの投資スタイル
メタプラネット(3350)の株式は超高リスク・超高リターン型の投資対象です。
- 税制面で仮想通貨より圧倒的に有利
- 今後の株価上昇余地は10倍~30倍視野
- 最大のリスクはビットコイン急落・増資・規制強化
■ 投資戦略としては?
- 短期組 → 材料が出た時に一時的に乗る(小ロット推奨)
- 中長期組 → ビットコインとセットで「積立・分散投資」で対応
仮に非課税枠で10倍達成した場合、そのまま利益全額が非課税となり、手取り効率が圧倒的に高まります。
ぜひ税制優遇の恩恵を最大限活用しながら資産形成を目指してみてください。
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