アフリカ大陸の東に位置するマダガスカル島は、その独特な自然と文化で多くの旅行者を魅了しています。島の魅力は、どこまでも広がる美しいビーチや、珍しい動植物の宝庫であることはもちろん、食文化や地元の人々の温かいもてなしにもあります。今回の旅行では、5泊7日という限られた時間で、島の多様な魅力を存分に楽しんできました。
この記事では、私のマダガスカル旅行を振り返り、宿泊施設やおすすめのグルメ、写真映えスポット、アクティビティを紹介します。また、お得に旅行するための裏技もお伝えしますので、これからマダガスカル旅行を計画している方にとって役立つ情報が満載です。
最強プラン&ホテル紹介
1日目:アンタナナリボでの初日
私が最初に訪れたのは、首都アンタナナリボ。ここでの宿泊は、「Hotel Colbert」という高級ホテル。空港から車で約30分ほどの距離にあり、市内中心部にもアクセスが良いため、観光に便利な場所です。
部屋は広々としており、モダンでありながらもマダガスカルの伝統的な要素を取り入れたインテリアが印象的でした。特に、バルコニーから見る景色が素晴らしく、街並みと遠くに見える山々が一望できました。ホテル内にはレストランもあり、地元の食材を使った料理が楽しめます。
2日目~4日目:ノシ・ベ(Nosy Be)でのビーチリゾート
アンタナナリボから国内線で約1時間半のフライトで「ノシ・ベ島」へ。ノシ・ベは、マダガスカルの中でも特に人気のあるリゾート地で、青く透き通る海と白い砂浜が広がります。ここで私が選んだ宿泊施設は「Vanila Hotel & Spa」。リゾートホテルとして、ビーチに面しており、プールやスパ施設も充実していて、リラックスできる環境が整っています。
部屋からは海が見え、夜には星空が広がる贅沢なひとときを過ごせます。また、朝食ビュッフェの豊富な種類も魅力的で、フレッシュな果物や地元の特産品を使った料理が並び、毎朝楽しみでした。
5日目~6日目:アンダシベ(Andasibe)で自然体験
次に向かったのは、マダガスカルの自然を満喫できる「アンダシベ」地域。ここは、世界遺産にも登録されている「アンダシベ国立公園」があり、希少な動植物を観察するには最適な場所です。宿泊したのは「Andasibe Hotel」。森林の中に佇むこのホテルは、静かな環境で、自然の音に包まれてリラックスできる場所です。夜には、近くのジャングルで野生の動物の音が聞こえ、まるでサファリにいるような気分になります。
おすすめグルメ
マダガスカルの料理は、その多様性と美味しさで知られています。地元の食材をふんだんに使った料理が多く、特にシーフードが新鮮で絶品です。
1. ラヴァ(ラッシ・ラッシ)
マダガスカルの代表的な料理の一つが「ラヴァ」。これは、焼いた肉(主に鶏肉)やシーフード、野菜をスパイシーなソースと一緒にいただく料理で、レモンの酸味が効いています。レストラン「La Varangue」で食べたラヴァは、柔らかくジューシーな鶏肉とピリッとした辛さが絶妙でした。
2. ライスとツナ
マダガスカルでは「ロマ(ロマ・トウ)」と呼ばれる、ツナと一緒に炊いたご飯が一般的です。特に新鮮なツナを使用したものは絶品で、地元のレストランや屋台でもよく見かけました。
3. フルーツのデザート
マダガスカルは果物が豊富で、特に「ランブータン」や「ドラゴンフルーツ」などが人気です。新鮮なフルーツを使ったデザートが多く、ランチやディナーの後にピッタリです。
写真映えスポット
マダガスカルには、写真を撮るのにぴったりなスポットが多数あります。特に、自然や動植物を背景に撮影できる場所が多く、インスタグラムやブログにぴったりの写真が撮れます。
1. アンダシベ国立公園
ここでは、世界的に有名な「インドリ・インドリ」などの希少な動物たちを観察することができます。ジャングルの中でのトレッキングも楽しく、途中で出会った珍しい動植物の写真を撮るのも一興です。
2. バオバブの並木道
「バオバブ街道」は、マダガスカルを代表するフォトスポットです。巨大なバオバブの木々が並んでおり、その神秘的な姿は一度見たら忘れられません。特に夕日の時間帯に撮影すると、幻想的な風景が広がります。
3. ノシ・ベのビーチ
ノシ・ベ島のビーチは、真っ白な砂浜と青い海が美しく、写真映え抜群のスポットです。サンセットタイムに海を背景に撮影すれば、まるで絵葉書のような風景を収めることができます。
アクティビティ
マダガスカルでは、観光だけでなく、アクティビティも豊富です。海を楽しみたい人、自然を感じたい人、それぞれの趣味に合ったアクティビティが待っています。
1. ダイビングとシュノーケリング
ノシ・ベ島では、ダイビングやシュノーケリングがとても人気です。透明度の高い海では、美しいサンゴ礁や色とりどりの魚を間近で見ることができます。特に、海洋生物好きにはたまらないスポットです。
2. ジャングルトレッキング
アンダシベ国立公園では、ガイド付きのジャングルトレッキングツアーが人気です。動物たちが自然の中でどのように生活しているのかを学びながら、豊かな自然の中を歩くことができます。
3. サファリ
マダガスカルの他の地域では、サファリツアーが楽しめます。野生の動物を観察しながら、サファリカーで広大な草原を走り抜ける体験は、非常にワイルドでスリリングです。
お得に泊まる裏技
マダガスカルは、旅行者向けの宿泊施設も充実していますが、予算に応じた宿泊が可能です。以下の裏技を使えば、さらにお得に滞在できます。
1. オフシーズンを狙う
マダガスカルは、乾季と雨季があり、観光シーズンのピークは乾季(4月~10月)です。しかし、オフシーズンに旅行することで、宿泊費が大幅に安くなることがあります。
2. 地元の宿泊施設を利用
高級リゾートホテルだけでなく、地元のゲストハウスや小さなホテルを利用することで、コストを抑えることができます。特に、食事が含まれた宿泊パッケージを利用することで、よりお得に旅行できます。

5泊7日の総費用
今回の5泊7日の旅行で、かかった総費用は以下の通りです。
航空券:往復約15万円(エコノミークラス)
宿泊費:5泊で約8万円(中級ホテル、ビーチリゾート含む)
食費:1日約3000円×7日=約2万円
アクティビティ費用:約2万円(ダイビングやツアー等)
交通費:現地での移動にかかる費用は約1万円
総費用: 約29万円
終わりに
マダガスカルは、自然が豊かで、ユニークな動植物や美しい景色を楽しめる場所です。また、食文化や地元の人々との触れ合いも旅の魅力を高めてくれました。旅行は、事前に情報を集めて計画することで、より充実したものになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
素晴らしい思い出を作ったマダガスカルの旅、皆さんもぜひ訪れてみてください!
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