長距離の列車移動での旅といえば、新幹線を思い浮かべますよね?
今や新幹線も全国に整備され、以前よりも列車の旅も便利かつ快適になりました。
しかし列車ならではの旅情緒が薄れてきてはいませんか?
やはり列車の旅といえば寝台列車の旅ではないでしょうか?
現在では定期運行の寝台列車は東京から出雲市と高松を結ぶ「サンライズ出雲・瀬戸」
だけになってしまい非常も希少な寝台列車となっております。
今回はその「サンライズ出雲」を使った旅行記です。
サンライズ出雲って?
※上り(出雲から東京)は停車駅や時間が異なります
横浜22:24
熱海23:23
富士23:54
静岡0:20
浜松1:12
姫路5:26
岡山6:34
倉敷6:47
備中高梁7:14
新見7:44
米子9:05
安来9:14
松江9:31
宍道9:46
出雲市9:58
総走行距離は950キロ強で、約12時間の旅になります。
スーツ氏の影響もありここ数年でかなりの人気な寝台列車となっております
この動画の再生数はなんと190万回!
座席の種類
・A1→シングルデラックス:一人用個室寝台
・B2→サンライズツイン:二人用個室寝台
・B1→ソロ:一人用個室寝台、シングル:一人用個室寝台(2階式)
・ノビノビ→簡易寝台いわゆる区切りのない雑魚寝
3号車と10号車にはミニサロンとシャワールームが設置されています
名古屋からサンライズ出雲の乗り方
上記の停車駅をご覧の通りサンライズ出雲は名古屋に停車いたしません。
なので乗車する方法としては2つ
①浜松まで逆走して乗車
②姫路まで進んで乗車
ということになります。
②の姫路で乗車するのが時間的にも金銭的にも効率がいいことは間違いないですが
寝台列車に乗るのに5時ごろに姫路から乗車したら、
それはただの始発に乗車しているようなものです
なので、寝台列車の醍醐味を味わいたいのであれば
①の浜松まで逆走しサンライズ出雲に乗るというパターンです!
なんて無駄なことをしているんだ!
と思う方もいるかもしれませんが、コレはいわば
ロマンを求めた旅なんです!!!!!
そもそも時間と金銭的に考えて出雲へ旅行するのであれば
愛知県の小牧空港から出雲へJALなどが就航しているので
それに乗るのが1番です!
筆者が出雲を訪れた日の航空代金はコチラです
一方のサンライズ出雲はソロに乗っても20,240円
さらに名古屋から浜松に在来線で行っても2,000円ほどかかります
飛行機なら1時間で到着しサンライズ出雲よりも1万円も安い
一方のサンライス出雲は名古屋からだと12時間の移動…
合理的な考えだけを取るなら圧倒的に飛行機です!
浜松乗車でシャワー券は買える?
結論から言うと浜松から乗車するとほとんどの確率で売り切れております。
2か所のシャワー券の販売所を確認するもsoldoutになっておりました
閑散期や超ラッキーであれば残っている可能性もゼロではありませんが
基本的に売り切れていると思って間違いないでしょう
とはいっても寝台列車に乗った後に出雲観光をする方が多数だと思います。
1日シャワー浴びないで観光するのも体がベトベトするな…
そんな悩みを解決する方法があります
出雲市駅から徒歩1分の温泉で朝シャン
出雲市駅の南口から徒歩1分の距離に10時より営業している
出雲駅前温泉 らんぷの湯があります
日帰り温泉も可能で温泉は地下1800mの湯脈から汲み上げられ、
レトロなランプの落ち着いた灯りに照らされた浴室は、檜風呂の和の香りが漂います。
露天も檜の浴槽で、かわいい一人用サイズ。竹林を眺めながら、安らぎのひとときが過ごせます。
サウナも完備されているので慣れない寝台列車の疲れを癒すことも可能です!
営業時間・料金
営業時間は朝の10時から営業されています
サンライズ出雲が9:50に到着なので朝10時から営業なので
サンライズ出雲に乗ってきた人に待ち時間がほぼなしで
到着後すぐにシャワーが浴びられるのはありがたいですよね!
値段は下記の通りです
[平日]大人700円、小人400円、65歳以上500円(~16時まで) [土日祝日]大人750円、小人450円 |
第一水曜日は定休日なのでお気を付けください
車内のドリンクなどは残ってる?
サンライズ出雲内では軽食などは売っておりません!
なのでおつまみや夜食などは浜松駅の近くにコンビニが3軒あるので
そちらで乗る前に買っておきましょう!
ドリンクであれば車内で売っております。
シャワー券は売り切れておりましたが
ドリンクは種類によっては残っておりました。
しかし3月現在で売り切れもチラホラあるので
夏場などはドリンクも事前に購入した方がよさそうですね…
まとめ
いかがでしたか?日本では定期運行している最後の寝台列車で
鉄オタさんの間ではいつ運行打ち切りなってもおかしくない路線だとも言われております。
まだまだ元気に運行してくれている間に1度乗車して夜行列車の旅をしてみてはいかがでしょう?
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