ハワイ=安全な楽園だと思っていませんか?
実は今、観光客が巻き込まれる「麻薬犯罪」が増加しています。
僕は2025年3月、ハワイ旅行中に“麻薬の密売に関与した疑い”で拘束されかけるという、命の危機に直面しました。
このブログでは、僕が体験したリアルな恐怖とともに、ハワイに潜む新手の犯罪手口、そして近年急増する「女性一人旅での入国制限」の背景についても詳しく解説します。
楽園の裏に潜む闇を、知らないまま旅行するのは危険です。
あなたや大切な人を守るために、ぜひ最後まで読んでください。
もう、”ハワイ=治安がいい” は古い情報です。

「麻薬の密売に関与した疑い」で警察に拘束されかけた話
これからお話しするのは、実際に僕の身に起きた事件です。
陽気で美しいハワイの裏側には、観光客をターゲットにした“麻薬絡みの犯罪”が存在しています。
これは、あなたが次に行く旅行先が“トラウマ”に変わらないための警告です。
旅の始まりは順調だった
2025年3月中旬。
ホノルル国際空港に到着し、ワイキキビーチの中級ホテルにチェックイン。海は青く、空気は爽やか。まさに「楽園」でした。
昼はレンタカーでノースショアまでドライブし、夜は屋台でローカルフードとビール。SNSに写真を上げて、いいねが溢れる。まさに理想的な旅でした。
それが、“あのバー”に入るまでは――。
出会い系バーと、奇妙な誘い
3日目の夜。
「地元の人しか行かないバーに行ってみよう」となり、ワイキキ中心から少し離れたエリアにある、小さなバーに入りました。
そこには、地元の若者や観光客らしきアジア系が混ざって飲んでいて、雰囲気はアットホーム。
そのとき、僕に話しかけてきたのが、20代前半の韓国系の女性「ミナ」(仮名)でした。
片言の英語と日本語を混ぜて会話してきて、彼女の話によれば「語学留学でハワイに住んでいる」「バイト先の上司が日本人」とのこと。
感じのいい子で、会話は弾みました。カカオトークを交換し、「明日カカアコのウォールアートを案内するよ」と誘ってくれました。
それが、“罠”だったと知ったのは翌日です。
誘われたカフェと、突然の「警官」
翌日の午後、指定されたカカアコのカフェへ一人で向かいました。ミナはすでにいて、店の奥にある小さなテーブル席へと案内されました。
しばらく会話をしていると、警官2人がカフェに入ってきて、突然こう言いました。
「Are you J?(僕の仮名)」
「You are under suspicion of drug possession.(麻薬所持の疑いで君を調べる)」
パニックになりました。何も持っていないのに、“ポケットから小さな袋が落ちた”と主張されたのです。白い粉が入ったチャック付きの小袋。もちろん僕のものではありません。
言い訳も通じず、その場で腕を掴まれ、裏通りのバンへ連れて行かれそうになったのです。
本物の警察ではなかった
この“警官”たち、実は偽警官でした。
あまりにも怪しいと思った通行人が911に通報。数分後に本物のホノルル警察が到着して、彼らは慌てて逃走。
現地警察によると、
・この手口は「観光客を拉致して身代金を要求」する犯罪の一環
・麻薬を“わざと落とす”ことで罪をねつ造
・抵抗すれば暴力、従えば監禁・脅迫
僕は本当に紙一重で助かったのです。
カフェに残されていたミナもすでにいませんでした。
彼女のカカオトークは既読にならず、プロフィール写真も消えていました。
なぜ巻き込まれたのか?観光客は格好の“餌”
ハワイでは近年、観光客への麻薬犯罪が増加しています。
特に、一見友好的な“現地人”が仕掛けてくるのが特徴です。
・偽の恋愛関係を装う(ハニートラップ)
・SNSで接触し、外に誘い出す
・麻薬所持をでっち上げる → 拉致 → 身代金 or 恐喝
現地の警察官も「最近こうした事件が急増している」と言っていました。
実は女性の“入国拒否”も増えている
最近、SNSや報道でも話題になっているように、日本人女性が一人でハワイに入国しようとすると、別室送りにされるケースが増えています。
主な理由は、
・人身売買の疑い
・“観光”と称した違法就労(例:夜職、SNSモデルなど)
・麻薬密売の“運び屋”対策
つまり、ハワイの治安はすでに“疑いベース”で動いている。
あなたが普通の旅行者であっても、疑われる土壌が整ってしまっているのです。
ホテルでも油断できない
今回の事件後、ホテルのスタッフに相談すると、「最近、偽警官を名乗る犯罪が多い」とのこと。
中にはホテルの従業員になりすまし、観光客の部屋に押し入るケースもあるそうです。
「ドアをノックされても絶対に開けない」
「ホテルスタッフを名乗っても、フロントに確認を取る」
こういった基本的な防犯意識が、命を守る時代になっています。
美しい街に潜む“リアルな危険”
ハワイは確かに美しい場所です。
でもその一方で、観光客の財布・体・命を狙う犯罪者が“自然な顔”で近づいてくる。
・英語が不慣れ
・警察制度に詳しくない
・警戒心が薄い
こうした日本人観光客は、犯罪グループにとって「完璧なターゲット」なのです。
この経験から学んだこと
僕がこの経験から得た教訓は、以下の通りです。
1. ナンパ・親切な声かけには絶対ついていかない
2. 「観光客が行かない場所」には一人で行かない
3. 何かおかしいと思ったら、迷わず逃げて大声を出す
4. 現地警察の連絡先と日本大使館の番号は事前に控えておく
5. SNSで現在地をリアルタイムで発信しない
旅に出るあなたへ
ハワイは確かに人気の観光地です。
でも“安全神話”に甘えてはいけません。
麻薬・詐欺・拉致・スリなど表に出ないだけで、日本人が被害者になるケースは年々増えています。
「俺は大丈夫」「そんなのレアケースでしょ」
そう思っていたのは、事件に巻き込まれる“前の僕”です。
最後に
命に別状はなかったものの、この事件は僕にとって一生消えないトラウマとなりました。
それでも旅はやめたくない。
だからこそ、あなたにもこの危険を知ってほし。
・楽園には、影がある。
・その影を見ようとしない人から、狙われる。
どうか、次にハワイへ行く人は、「安全神話」に騙されず、冷静な視点を持って旅を楽しんでください。
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